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2016年2月、膵神経内分泌腫瘍と宣告された37歳主婦の毎日。

   
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老荘思想
老子、荘子の死生観が好きです。
今の私にぴったりだと思います。

人間は五体を与えられて、この世で生きることに苦しみ、

老いをむかえて安らぎ、死を得て憩いにつく。

これが人間の一生であるのだから、
生をよしとして肯定するのと同様に

死もまたよしとして肯定できるはずではないだろうか。

にもかかわらず、我々は、やはり生への執着から
汲々として生を守ろうと努める。

私達はただ人間としての姿形を与えられただけで、
それを喜び大切にする。

だが、この人間の姿形を与えられたということも、

天地万物の止まることない変化の一つで
極まることはない楽しみに比べたら、

比較にならないほどささいなことだ。

だから聖人は、天地自然にまかせて

何物も失うことのない世界に遊んでいる。

早死にも善しとし、長寿も善しとし、
始めを善しとし、終わりを善しとするので、
人はこれを人生のならいとするのです。

そして、すべて万物の変化の原則であり、すべての変化の原理である

「道」こそ最も尊いものだ。

 

ある人が60歳で死んでしまったとする。

60年という寿命は春に生まれ秋に死んでしまう虫に比べれば
とても長いが、
800年生きた仙人から比べればとても短い。

その仙人の寿命だって、1万年生きる亀に比べればとても短い。

長い短いなんて何と比べるかによって変わるもので、

長い短いを決める絶対的な尺度なんかない。

80歳の人から見たらアラフォーなんて若いが、
生まれてすぐ亡くなった子や思春期世代なんかに比べたら十分生きた。
もうね私の気持ちそのままでね…スパーンと心に響きましたよ!

私が怖いのは生きてる時の痛みだけだ。
死ぬ間際の辛さ痛み苦しみに怯えてるんだ。
それさえ克服出来ればもう無敵だな(笑)

バカボンのパパと読む「老子」なる本があるそうです

ちょっと買ってみよう( ´艸`)面白そう!

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プロフィール
HN:
ca4
性別:
女性
職業:
専業主婦
趣味:
インテリア
自己紹介:
2016年2月膵神経内分泌腫瘍、多発肝転移と診断されました。16年3月膵頭十二指腸切除術、16年4月から肝動脈塞栓術、分子標的薬、保険外治療…これから先の見えない治療の事とか家族の事など記録的に綴っていきます。
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